お店について About shop

「和紙糸のYOSUKE」は、滋賀県桐生で和紙糸を作っている会社(株式会社古川与助商店)が運営しています。大津市桐生は、江戸時代から雁皮紙(がんぴし)を製造していた歴史ある所で、大正時代には紙漉き業者が17戸あり、紙と深く関わって来た土地でした。古川与助商店はこの土地で、着物の帯になる金銀糸の素材である箔押しと撚糸業を長年営んで来ました。この金銀紙を細く切るという技術を生かして、近年は和紙をはじめ色々な素材を細く切ってオリジナルの糸を作る仕事も手掛けるようになりました。
様々な素材を合わせ撚糸すると、思いもしなかった「新しい糸」が出来ます。ただ、全て手作業になるので大量には作る事が出来ないのですが、愛しい糸を合わせて作ったオリジナル糸を、もっと多くの方に、身近な生活の中で自由な発想で使って貰いたいという想いから、少量で販売する事にしました。

そのため、オリジナルの小さな紙の糸巻を作りました。このちいさな糸巻きを「こまきちゃん」と名付けました。使用している糸はどれも高級製品になった高価な糸たちです。

西陣織に使われる本物の金糸、銀糸が1本おまけで入っている物も。
ひとつひとつ丁寧に撚糸していったぬくもりをおたのしみください。

四季の自然に癒される「桐生の里」の季節の移ろいの様子もお伝えして行きたいと思います。
どうぞ合わせてお楽しみになさって下さい。
そして、滋賀へ来られる事があれば、是非大津市桐生をお尋ねください!
心からお待ち申し上げております。